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プロフィール
のえる
のえる
自宅パン屋のお菓子作りと接客担当。 フードコーディネーター。 雑貨・カフェめぐり・そしてパンをこよなく愛す。



AT HOME BAKERY

の え る

鹿児島県霧島市隼人町

姫城二丁目147

TELFAX   0995-42-1718

営業時間   9:00~18:00

定休日    日・月曜日      

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Posted by チェスト at

2011年12月25日

クリスマスの決意*

お客様からよく聞かれる質問。。。

"のえる"の由来って、なんですか?

。。。。。

お店が"のえる"である理由。。。

それには、ちょっとしたエピソードがあります。

夫は結婚する前から15年もの間、

ずっと、パンの修行をしてきました。

まじめな性格で、何に対しても追及することを筋としている彼は、大手のパン会社から、小さな個人パン屋まで、何十か所もの修行を積み重ね、

もう、最後だから。と、

門をたたいたパン屋は、南阿蘇の天然酵母専門のパン屋だったのです。

大手のパン屋で働いていた時、多量の添加物の影響で腕までただれた手に、限界を感じていた後のお店でした。

無添加であること。
自然の酵母の素晴らしさ。
究極のパンとは、シンプルなパンであるということ。。。

たくさんの衝撃と、ヒントをもらい、

家族でごちそうを囲んだクリスマス・イブの夜。

彼は、"自分でパン屋をするぞ"

と、決意したそうです。

"のえる"とは、フランス語で"クリスマス"のこと。

決意表明を聞いた時には、もう名前も決まっていたのです。



いままで。

わたしの全てにいつも賛成してくれた夫。

こんどは。

わたしが賛成してあげる時でした。

始めは・・・地域の物産館や病院など、卸業をメインに活動していたのですが、

これが、見事に失敗。。。

もう、だめなのか・・・・・

なんて、絶対に思いませんでした。

自分たちの作るものに、絶対の自信と、情熱があったから。

小さくてもいいじゃない。。。ここで売れば。

真心さえあれば、必ず人はやってくる。

そう、信じて小さなショーケースをぽつんと置いてオープンしました。

看板の"のえる"の文字は、長女が小学校に入学する前、お絵かき帳に書いていた文字をそのまま使いました。

フランス語よりも、格好付かなくて、自分たちに似合っている暖かな文字だったから。

これが、"のえる"の由来、ちょっとしたエピソードです。



あの時の。。。夫のクリスマスの決意。

間違いじゃなかったと、確信しています。。。

  
Posted by のえる at 00:31Comments(10)